ベランダやバルコニーが無い物件に住む利点
賃貸物件の中には、ベランダやバルコニーが無い物件もあります。ですから、賃貸広告をチェックするときは、洗濯物を外に干せる場所が必要であれば、間取り図に“バルコニー”と表示されているかどうか確認することが必須です。一方で、ベランダやバルコニーが無い賃貸物件を敢えて選びたいという人もいるかも知れません。ベランダやバルコニーが無い賃貸物件は、同じ間取りや広さの部屋であっても、家賃が安いというメリットがあります。
毎月の家賃のコストをできるだけ抑えたいという方に向いています。そして、洗濯物を外に干さないことで、急な雨や風に影響を受けることがありません。また、1階や2階の物件ですと、洗濯物の盗難被害に遭うケースもありますが、外に衣類を干さないことで盗まれる心配もありません。
ベランダやバルコニーが無い場合の注意点や対策方法
割安の家賃で部屋を借りられるなどの利点もあるベランダやバルコニーが無い物件ですが、注意点もあるので把握しておきましょう。賃貸物件にベランダが無い場合、室内で洗濯物を干すことになります。室内で衣類などを干すと、乾くのに時間がかかります。いつまでも生渇きの状態の衣類に雑菌が?殖し、嫌なニオイが発生することもあります。そして、部屋が湿気でジメジメとした状態になり、壁にカビが生えてしまうことも。
そんな環境の悪い居住空間で暮らすと、心身にも影響することがあるので注意が必要です。できるだけ早く乾くように、部屋で洗濯物を干す場合は、扇風機やサーキュレーター、衣類乾燥機を使うようにしましょう。部屋に洗濯物を干したくないという人は、浴室乾燥機付きの物件を選んだり、洗濯乾燥機のあるコインランドリーを利用するとよいです。